少子化と年金について考える。

少子化の原因は何か

子供を産みたいと思う人が減った。
子供を産むべきかに対する意識の変化。子供を産み育てるコスト>子供がいることによる利益という判断。戦前はそもそも高齢者になる割合が少なかったから、子供を産む理由=子供に養ってもらうため。ということではなく、むしろ、そういう発想がないから、子供を産むべきかに対する意識が変わった今、子供を産む理由が失われてしまったのではないか。

なぜ子供に養ってもらうという発想がないのか。

  • いま親を養っていないから。
  • 養ってもらわなくても、福祉が保障されている。福祉を信頼している。

生産年齢人口と、高齢者の人口の割合は、15年先まではすでにほぼ確定している。いま3.3人で1人を養っているのが、2020年には2人で1人を養う。これはもう絶対動かせない。つまり、現役世代の負担の額に対する、高齢者の福祉の水準は、15年後にはいまの60%になっている。これをいまさら解決しようとしても、もう遅い。
実際に今の国民は日本の高齢者福祉を信頼しているのかなぁ?世論調査でも不安な問題の上位の常連なんだけど。現状のシステムには不安があるけど、将来変わるであろうシステムは信頼しているのか。
子供を育てる余裕がないというけど、それより将来自分を養う福祉の心配をする人はいないのだろうか。俺みたいなバカとは違って、すでに死ぬまでの生活の見通しが立っているのか。それとも、未来を考える余裕もないのか。そもそも未来を考える能力すら持たないバカなのか。あー、福祉自体必要とは思ってないというパターンもあるか。

ちなみに俺は

一番最後かなぁ。欲がないんだよなぁ。いまニートだし。努力もしてないから、親が死ぬまでそれなりの生活*1で、お金使い果たしたらそこら辺で野垂れ死に。それでいいかなとか思っちゃう。だめだなぁ。むしろ、もっと普通の生活を望む人だよ。老後、普通の生活をするには子供は必須でしょうに。

これなんだろう

国民年金って何?社会保険庁からのお知らせ
http://www.nenkin.go.jp/
はじめてみた。

俺の考えてる案

  • 人口100人の村を考える
  • 0-14歳 が20人 15-29歳が20人 30-44歳が20人 45-59歳が20人 60歳以上が20人
  • 各世代のうち、半分の10人は結婚し、それぞれ4人、計20人の子供を生む。10人は独身か、結婚しても子供は作らない。
  • 15-59の間のうち、半分の人は働く。収入は一人月50万とする。収入の合計は1500万。
  • 収入の20%を年金として徴収する。合計300万
  • 300万を平等に60歳以上に分けると、一人当たり月15万。
  • うち10万を基礎とし、残りの5万は子供を産んだ数に応じて分配。結果月10万と月20万が10人づつ。

子供がいない高齢者が困窮する。

  • 子供を育てる金銭的に余裕があるのに子供を産まなかった・・・余裕があるなら老後のために貯めてください。
  • 金銭的余裕がないから子供を産めなかった。そのまま高齢者に・・・んー。こういう人たちが、少子化解決のために何か貢献できないかな…。

*1:もちろん親の福祉なんて放棄放棄。バカ息子だよホントに。それを放っておく親もな。