国際貿易のいろはのい(ニートの俺でも知ってる知識編)

http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20061229/1167383226
読んで考えたこと。
中国やインドの労働者が、工場で安い賃金で働き、物を作って先進国に売る。
ただし、その対価は元やルピーではなく、ドルやユーロや円なわけだが。
ドルやユーロや円は中国やインドじゃ使えないので、銀行いって元やルピーに交換しなきゃいけない。
ただし、元やルピーと交換してくれる人は限られているので、
たくさんの人が交換しようとすると元やルピーを交換するのに必要なドルやユーロや円の額が大きくなっていく
100元分しか交換相手がいなかった場合、元やルピーがほしい人たちが、1000円払うから100元くれ!いや1200円払うから!って競争するからね。


これを元高やルピー高という。


元高やルピー高になると、たとえば今のレートだと、100元で作れる商品は、1520円以上で売れば利益が出るわけだけど、
2倍に元高すると、3040円で売らないと元が取れない。
これまでは1520円払えば100元貰えたのが、元高で倍の3040円払わないと100元と交換してもらえないという状況。


そうやって、中国やインドは競争力を失っていく。はずなんだけどな〜


そうならないってことは、どこかで卑怯な手を使ってるからに違いないんだよ。