人工言語を考えるテスト。
文字を作ったんだから、文法も作ろうぜ。ちょっとまて、きみ中高のとき英語で赤点常連じゃなかったっけ?
人工言語を作るのに、テキトーな文章訳してみたいんだけど、丁度いいのがなかなかない。
とりあえず「ごんぎつね」を訳してみたいと思った。
原文●これは、私が小さいときに、村の茂平というおじいさんからきいたお話です。
訳文○po tea e'givade nem puliwofu e'nisibime MOHE- yon otuidi e'mehe sifa ut bo ma
po | なんにでも使える代名詞。 |
tea | 英語の"story" |
e'givade | "e'"で何でも修飾語にする。"giva"で「聞く」の語根。"de"を後ろにくっつけて過去形の「聞いた」 |
"tea e'givade"で「聞いた話」
nem | 英語の"from" |
puliwofu | お爺さん。祖父ではなく、老いた男 |
e'nisibime | "e'"で何でも修飾語にする。"nisi"で「呼ぶ」の語根。"me"を後ろにくっつけて現在形の「呼ぶ」。それに"bi"を加えると受動態になる。 |
MOHE- | 外来語とか固有名詞はとりあえず大文字で表しとく。アルファベットで転写した時だけ。ハイフンは長母音 |
"puliwofu e'nisibime MOHE-"で「モヘーと呼ばれるお爺さん」
yon | 英語の"of" |
otuidi | 村。直訳すると家の集まり |
"MOHE- yon otyidi"で「村のモヘー」
e'mehe | "mehe"は時。 |
sifa | 小 |
ut | 主格 |
bo | 私 |
"e'mehe sifa ut bo"で「私が小さい時」
ma | です。英語のbe動詞 |
"po tea ma"で「これは話です」
語順はSOVっぽくて、前置詞が多くて、修飾語は被修飾語の後ろにつく。そんな感じにしたいつもり。
あれ、なんかこれだと、「もへーと私が小さいときに呼ばれてた爺さんから、ついさっき聞いた話し」と解釈される予感。
あんたはこれでなにがしたいのか
なんかゲームとかでさ。この言語で書かれた暗号文を読みとくと役に立つか微妙なレアアイテムが手に入るとか良いんじゃね?
テーマとかないの
修飾語が後ろに来るのは、「赤いりんご」「赤い鳥」「青いりんご」「青い鳥」の4つの文をソートしたとき、「赤いりんご+赤い鳥」と「青いりんご+青い鳥」というグループ分けになるのは単純に不便だよねっていう。
「学ぶことは少ないけれど冗長な言語」と「スマートだけど習得が大変な言語」の2つがあるなら、両方使えるようにして、混ぜちゃえば良いんじゃね?