選挙制度についての俺の最近の考え。

参議院は将来的に潰す。

 なので、基本的に衆議院だけでなんとかするってのが前提になる。参議院を潰す理由は、ねじれ国会をなくすため。

野党の数は多いほうがいい

 二大政党制の何がダメって、『野党の競争相手が与党しかいない点』であること。与党がダメダメだと、野党は何もしなくても票を得られる。それではダメで、『たくさんある野党間で競争して、もっとも優れた党が票を得られる』ような状況を作らないといけない。その点で、二大政党制を誘引する単純小選挙区制は論外と言える。

与党を構成する連立の組み合わせは、選挙前に決定されているべき。

 比例選挙をする場合、単独で過半数を取れない場合が多い。そのとき、連立することで過半数を得ようとするわけだけど、与党がどの政党と連立を組むかは、選挙前に明らかになってないといけない。なぜかというと、有権者が投票する際に、与党がどこと連立を組むかの情報を考慮させるため。連立の組み合わせにも、民意を反映させなければいけない
 で、これを実現するために、

選挙前に明らかにされた連立の組み合わせのうち、どれか一つは必ず過半数議席を得られる。

 ことが保証されないといけない。これがないと、その連立でも過半数を確保できなかった場合、民意が反映されてない国会の中の論理から産まれた連立になってしまう。