思い切って、俺の好きな歴史の話をする。できるだけ短く。

知識がたりん。
 

自然史-1 宇宙史

 宇宙が誕生した瞬間は、極小の空間の中に、宇宙のすべてのエネルギーが集まった火の玉状態だった。やがて宇宙は膨張し、エネルギーは薄く広がり、ところどころムラができて、お互い引きあって集まり、恒星や銀河を構成した。(終)

自然史-2 太陽系史

 とある恒星が超新星爆発を起こし、その際のエネルギーは、太陽系を作るのに必要な重い元素を生み出した。やがてその物質は集まって収縮を始め、圧力と温度が上がり、やがて核融合反応が始まる。これを太陽と呼ぶ。太陽の周りには幾つかの微惑星が周回していた。それらは衝突融合して大きくなり、惑星を形成した。(終)

自然史-3 地球史

 太陽系で5番目に大きい地球という惑星では、はじめその表面を分厚い水蒸気の大気が覆っていたが、隕石衝突が減り、気温が下がるにつれて凝縮して雨になり、地上に降って海を形成した。海には有機物が溶け込み、それらが反応して原始生命が誕生する(終)

自然史-4 生物史

 生物は代謝をし、遺伝子を複製して増殖していった。遺伝子は時間をかけて変化し様々な生物が生まれた。生物の幾つかは、複数の細胞がまとまり、それぞれの細胞が役割に応じて分化するようになった。動物や植物はこうして多細胞化していった。(終)

自然史-5 動物史

 動物は進化を重ねて、軟体動物や節足動物などが生まれていったが、その中でも脊椎動物は、内骨格を発達させた種で、陸上で巨大化できた唯一の動物となった。脊椎動物の一種の人間は、器用な手と発達した脳を使って、地球に最初の文明を創り上げた。(終)

自然史-6 人類史

 アフリカで生まれた人間は、200万年前に脳が大きくなり始めた。その頃から道具を使い始めた。火を使うことで調理を覚えた。部品を組み合わせて便利な道具も作った。最も画期的なのは、栽培の発見だ。栽培による食料生産は土地効率が極めて高く、人口が急増し始めた。そして都市が生まれた。(終)

政治史-1 古代中東

 初めて都市が生まれたのは中東である。特にエジプトとイラクには都市国家がたくさん生まれ、争い合った。アッカドバビロニア、カッシート、アッシリア、ペルシア、パルティア。様々な国家が生まれた。紀元前4世紀には、マケドニアの東方遠征で地中海の影響を受けた。西暦7世紀ころ、キリスト勢力とイスラム勢力の挟み撃ちの形で衰えた。(終)

政治史-2 地中海

 はじめエーゲ海に古代国家が生まれたが、それらが滅びた後、ギリシアフェニキア、ローマの3つの勢力が力を持った。紀元前2世紀にローマが地中海を制覇し、更に拡大して西欧やエジプトを収めた。紀元前後に東方で生まれたキリスト教が広がり、4世紀にはローマはキリスト化していった。(終)

政治史-3 ユダヤ

 神話によれば、はじめイラクからパレスチナに移り。一時エジプトにいてパレスチナに戻り、そこに国家を作った。しかしペルシアやローマに圧迫され、国を失って世界に散らばった。20世紀になって、ユダヤ人はパレスチナに集まり、イスラエルを作った。(終)

政治史-4-1 キリスト1

 紀元前後のユダヤ人、イエスを神の子と考えが広まり、やがてローマをキリスト化する。キリスト化したローマは民族移動によって衰え、やがて異民族によるフランク王国が誕生。後に分裂し、フランス、ドイツの原型が生まれた。また、東方のスラブ系民族もロシアなどの国家を作り上げた(終)

政治史-5 イスラム

 アラビアのムハンマドらは、コーランに従って生きるイスラム教を作り上げて中東を席巻し、カリフを中心として、西はヨーロッパのイベリアから東はインダスに至る大帝国を創り上げた。カリフの権威が衰えると、地方国家に分裂するようになった。(終)

政治史-6-1 インド1

 はじめドラヴィダ系のインダス文明が栄えたが、衰えた後はアーリア系の国家が生まれた。紀元前には仏教が生まれたが、インドでは衰え、ヒンドゥー教が中心となった。12世紀以降はイスラムの影響も受けた。(終)

政治史-7-1 中華1

 黄河沿岸に生まれた国家はやがて皇帝を中心にした巨大な大帝国を形成した。皇帝は周辺国を家臣と見立てる冊封体制を作り上げ、中華秩序を維持した。4世紀以降、遊牧民の強い影響化に置かれたが、中華秩序は概ね変化しなかった。(終)

政治史-8 遊牧

 紀元前2千年紀ころに馬の利用が始まり、やがて馬に乗って戦う騎乗技術に立てた諸民族が生まれた。彼らは農耕文明を度々圧迫し、13世紀のモンゴル帝国をもって最盛期を迎えた。しかしそれ以降、モンゴルのような巨大な遊牧国家は生まれること無く衰えた。(終)

政治史-4-2 キリスト

 15世紀、イベリアからイスラムを駆逐した頃からキリスト教勢力は海外進出を始めた。アメリカ、アフリカ、アジアを軍事や経済で支配し、植民地化していった。さらには18世紀にイギリスで産業革命が起こり、国力でも他を圧倒していった。やがて二度の世界大戦を経て海外の植民地は独立していった。(終)

政治史-6-2 インド2

 インドは全域がイギリスの植民地となった。第二次大戦後に独立したが、ヒンドゥー地域とイスラム地域が分裂した。(終)

政治史-7-2 中華2

 20世紀初頭に皇帝国家が倒れ、そのあとはキリスト勢力が経済支配したが、20世紀中頃には共産国家の中華人民共和国が生まれ、世界最多の人口を擁して存在感を示した。(終)

政治史-9 サブサハラ

 アフリカはイスラムの影響を受けつつ独自の文明が生まれたが、19世紀以降キリスト勢力によって植民地化されていった。第二次大戦後は独立していった(終)

政治史-10 古代アメリ

 アメリカでは紀元前から文明が生まれ、アンデスやインカなどの国家が誕生したが、15世紀にキリスト勢力が進出すると、急速に衰えた。(終)

政治史-11 ラテンアメリカ

 中南米では、古代アメリカとキリスト勢力の文化が混合したラテンアメリカ勢力が生まれ、19世紀にキリスト勢力から独立していった。(終)

政治史-12 東南アジア

 インド洋と太平洋の中間に位置し、貿易で栄えたが、キリスト教勢力が進出し、タイを残して全て植民地となった。第二次大戦後は独立した。(終)

政治史-13 オセアニア

 すでにオセアニア諸民族が進出していたが、キリスト教勢力が進出し、その強い影響を受けた。(終)

政治史-14 日本

 紀元前後から中国と交流しながら国家を創り上げたが地理的に独立性が高く、独特の体制が生まれた。19世紀に急速に近代化、アジアの覇権を狙ったが敗れ、アメリカと緊密な関係を結ぶに至った。(終)

研究史-1 物理学史

 物体を構成する元素について、様々な説が出された。やがて、分子、原子、素粒子が発見され、それらの性質が明らかにされていった。元素同士が及ぼしあう力についても研究が進められた(終)

研究史-2 自然学史

 地球が球であることは2000年以上前から明らかにされていたが、地球が宇宙の中心なのかについては、長い論争を生んだ。やがて、万有引力が発見されて決着する。遥か彼方の天体への理解も進んだ。また、地球の構造、生物の種類、これらが生まれた経緯についても研究が進んだ。(終)

研究史-3 生物学史

 生物は、生物がいないところに生まれるのかという問は論争を呼んだ。顕微鏡が発明され、微生物や細胞の発見により、生物の機構への理解は進んだ。やがて、生物の設計図である遺伝子を人為的に改造する手法を編み出すに至った。(終)

研究史-4 医学史

 病気や怪我、そして死は人間誕生以降常に懸案だった。病気や怪我への対処法は早くから発達したが、なぜ病気になるのかという問に答えられるようになるまでには長い時間がかかった。医学の発達により、人間の平均寿命は数倍に伸びた。(終)

研究史-5 数学史

 数学は様々な学問で必要な最も基礎的な学問の地位を得た。数学者は様々な道具としての数学を発達させたが、やがて数学それ自体への探求も進んだ。(終)

研究史-6 工学史

 道具を作る営みは人間の基礎を成した。道具の性能は工学の発達によって決まった。あらゆる学問の応用によって工学は発達していった。広く普及した道具に、高度な数学や物理学が応用されていることは珍しくなくなった。(終)

書きたいけどかけてない。
研究史歴史学史、社会学史、経済学史、旅行史
文化史…宗教史、芸術史、芸能史、文芸史、競技史
生活史…農業史、漁業史、鉱業史、工業史、商業史