スタビライザーな政府。

今日のクローズアップ現代を見て思ったこと。サウジアラビアの話。


 ・石油で富む→福祉が充実する→生活が豊かになる→仕事をしない若者が増える→暇だから子供の数が増える。
教育費、医療費がゼロなんだって。だから人口爆発してるんだって。アホだね。
 ・石油で富む→福祉が充実する→生活が豊かになる→仕事をしない若者が増える→暇だからテロに走る。
豊かさがテロを生む例だって。皮肉だね。アメリカが石油を買うからだよね。あ、日本もか。


クローズアップ現代では↓の話題がメインだったんだけど、俺は(多分既出の話題だった)↑の話題に釣られてみる。


ビルトインスタビライザーってのがあってですね。
 ・景気がよくなる→収入が増える→税収が増える→景気が抑えられる。
という流れ。これは何も考えなくても、高累進課税の税制にしてれば、起きる話。*1だけど、そんな都合のいいことは早々なくて、たとえば物価。物価上昇率が高くなると、中央銀行金利を上げて物価が下がるように、逆に低くなると、金利を下げて物価が上がるようにする。そういう細かい手入れをしないと経済は上手く動かない。


これは、大きな政府、小さな政府にも言えることで。


話を戻す。サウジアラビアでは子供が多い。子供が多いから人口爆発している。人口爆発するほど子供が多いのに、教育費無料とはアホかといいたい。日本もそうだ。少子化なのに、大学の公私格差なんて気にしてる場合じゃないだろう。公立は一律無料にしろや。ついでに学習塾の無料利用券も配布しろ。

*1:日本の場合、いくら税収が減っても景気が回復しないものだから借金ばっかり増えた