エコノミー回避で試聴する権利の価格を、市場取引とかやったら面白そう。
ニコニコバウチャー
いま思いついたやり方。
- 動画をどれか1本、1日間エコノミー回避に出来る権利。が欲しい人が出せるお金の額を提示する。
視聴者 | 提示額 |
Aさん | 80円 |
Bさん | 100円 |
Cさん | 120円 |
Dさん | 150円 |
- 一定時間ごとに集計し、エコノミー回避の権利の価格を決める
提示額 | 儲け額*1 | 判定 |
80円 | (80-50)*4人=120円 | |
100円 | (100-50)*3人=150円 | ● |
120円 | (120-50)*2人=140円 | |
150円 | (150-50)*1人=100円 |
- 100円が一番儲けが多いので、100円以上を提示した3人に100円で権利が与えられる。3人はそれぞれ、エコノミー回避で見たい動画が見つかったときに、その権利を使う。
さらにドロドロさせてみる
エコノミー回避の権利をいくつか持ってるZさん。あるとき面白い動画「動画A」を見つけた。Zさんは「動画Aをエコノミー回避出来る権利」を売ることにした。
- エコノミー回避に出来る権利。を持ってる人が、動画Aをエコノミー回避でみたい人に対して、それを売る価格を提示する
売り手 | 動画Aをエコノミー回避できる権利の額 |
Wさん | 160円 |
Xさん | 140円 |
Yさん | 120円 |
Zさん | 100円 |
- このとき、一番安い100円で、権利を買いたい人が出たら、取引成立。そのひとはZさんから100円で権利を買って、動画Aをエコノミー回避で視聴出来る。
二つのやり方の違い。
時間差
- 前者は、一定時間ごとに注文を集計したあとに価格が決まって取引がされるので、権利が欲しい人が、注文してから、実際に権利を得るまでに時間差がある。
- 後者は、動画を見たい人が、売り手が提示する価格に納得すれば、即座に権利を得られる。
動画評価
- 前者は、エコノミー回避する動画を、買った後から選べる。
- 後者は、見たい動画が先にあって、それをエコノミー回避するために買う。「その動画を何が何でもエコノミー回避でみたい」って人がいる動画は、権利の需要が高いので権利の価格も高くなる。
*1:コストとして視聴者一人当たり50円差し引く